大前提として・・・
成績が良い子である前に、人間力が豊かな子を育てたいと考えています。
そのベースとなる思いやりや責任感、自律心、協調性、忍耐力、リーダーシップ性、社会規範などは、教科書の知識として得るものではなく、人間関係の役割の中で体験的に得ていくものと思っています。毎日の生活を通して、エデュクールという家族、仲間、先輩・後輩関係の中で伝えていきます。
エデュクールに一時預かりコースがないのは、この貴重な学びの環境を大切にしたいからです。
まず学校から帰ってくると、連絡帳と宿題を出して机に向かいます。
宿題もただ終われば良いというわけではありません。最後まで丁寧に頑張ろうと指導しています。
最後は大人がチェックし、苦手箇所の補習や丁寧でない文字は(宿題に限らず連絡帳も)とことん書き直しをさせるのがママポ流。
宿題が終わると次に、日課の科目学習プリンや日記をします。個人ファイル(通称:ママプリ)を進捗や弱点分野に応じて準備しています。学期単位で修了しなければいけない最低限の範囲を設定していますが、基本は自分たちで計画を立てて進めています。長期単位で目標範囲を決めているのも、計画力をつけるためです。
さらに、4年生からは夜勉タイムとして18:30~20:00を自習室開放(無料)しています。毎日、中学生に向けて必要な学習指導をしています。ぜひ積極的に利用して欲しいと思っています。
また、私学中学受験対策として夜特訓コース(有料)も実施しています。元大手進学塾長であった専任スタッフが、「通塾しているものの成績が伸びない」、「授業理解を深めたい」といった個々の希望に沿って指導します。
楽習プログラム~知識から創造へ~
エデュクールで力を入れている学びには、情報の整理・分析とそれらを論理的に構築して伝えるスキルの修得があります。知識学習だけに終わるのではなく、創造できる思考力を身につけて欲しいと願っています。しかし、一朝一夕に楽して修得できるものではありません。低学年の日記の表現からスタートし、三年生以上になると、自由研究や新聞制作、プレゼンテーションやディスカッションなど様々な機会を設けています。特に、夏休みを利用できる自由研究では、取材や実験などフィールドワークを取り入れています。レポート作成は、深夜に及ぶこともあります。
個人の課題を探求する自由研究とは別に、チーム管理と読者への効果を想定した新聞制作も毎年行っています。何を伝えたいのか、どうすれば伝わるのか、企画からデザイン、進行管理までをチームで行います。自由研究が"アート"とすると、新聞づくりは、"商業デザイン"と言えるかもしれません。
講座/各種課外活動
ママポートでは、英語講座、CP講座(絵画工作)、ピアノ講座を開講しています。英語英検、算数検定、漢字検定の準会場として、各種検定も教室で受験できます。
課外活動も積極的に行っています。
篠山の農家さんの協力を得て、里山の自然の中で行う農知プロジェクトを毎月実施しています。 秋からは、裏山の神社を毎日登り体力をつけ、初春のマラソン大会を目指す冬季限定のマラソン部もスタートします。
ママポートは、一年を通して多面的に活動しています。その全てに目的があり、学びとして相互に作用していると考えています。
まさに、毎日が学びの機会ですから、積極的に参加していただきたく思います。
教室から一言・・・
見学に来られた方から、「うちの子どもが、みんなと同じプログラムをこなしけるか心配」という声をお聞きします。確かに、ママポートでは、決めたことを最後までやりきること、とことん考え抜くことなど、何事も手を抜かずこだわりを持って取り組むように指導していますので、漫然と時間を過ごすことは少ないと思います。
こんなお話をすると、厳しく感じられるのかも知れません。
しかし、私たちからは、「心配のあまり、保護者の方が先に杖を出してしまわない限り、子ども達は乗り越えて行けますよ。」とお答えしています。目標値は、各個人によって違いますが、それぞれにとって大変な目標でも、みんなと一緒であれば頑張れます。今までも、これからもそうだと思います。
乗り越えた先に、自信や自己肯定感が養われると思います。
どうぞご安心ください。